世界のスタジオや放送局で使用された4311の3代目にあたるスピーカーシステム。
シリアルNo.不明
低域には30cmコーン型ウーファー2213Hを搭載しています。
このユニットには、JBL独自の白いダンプ剤を塗布した白いコーン紙や7.5cm径銅リボン線エッジワイズ巻きボイスコイル、4.7kgの低歪率磁気回路などを採用しており、最低共振周波数22Hzを実現しています。
中域には13cmコーン型スコーカーLE5-10を搭載しています。
硬質コーン紙を15,000ガウスの磁気回路と2.2cm径ボイスコイルで駆動することで、スムーズな周波数特性と広い指向特性を獲得しています。
高域には3.6cmコーン型トゥイーターLE25-2を搭載しています。
中域と高域用にそれぞれ独立したレベルコントロールを搭載しています。
このレベルコントロールはフロントグリルを装備したままでも調整できるデザインとなっています。
フロントバッフルは、小スタジオや調整室での吊下げ使用を想定し、スコーカーとトゥイーターを下部に配したユニットレイアウトを採用しています。
外観はグレー仕上げとウォルナット仕上げの2種類がありました。
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