ALTEC/アルテック
国:アメリカ(U.S.A)
説立年:1941年
創立者:オールテクニカルプロダクツ
オフィシャル:Altec Lansing
- アルテックの全容 -
アルテック社はオーディオファンなら誰もが知るであろうWE(ウェスタンエレクトリック)の子会社E.R.P.Iの主要メンバーによって1937年に設立された「オールテクニカルプロダクツ」から始まった。
ALTEC(アルテック)という名も"All Technical(オールテクニカル)"の略語に由来し"Altec(アルテック)サーヴィス社"となった。
WEが培った技術・製品の権利を継承したウェスタン・エレクトリックの直系のブランドとなる。
1941年にランシングマニュファクチャリング社を買収しJBLで有名なジェームズ.B.ランシングを技術担当として迎え「アルテック・ランシング社」を設立。
WEのテクノロジーと優れたスピーカーエンジニアが手を組み、この時に後の運命が全て決まったと言えるでしょう。
そこから歴史に残る第一号機としてフィールド型ドライバー「287」と15インチウーファー「415」が発表された。それに続き604シリーズのモデルとなった601が誕生。続いてかの有名なヴォイスオブシアター(515+288)が誕生する。
アルテックのサウンドの特質とは人の声の再生能力が非常に高いという点です。
人の声の再生に対する最高のシステムを追い求め、追求の結果、中音域が最も重要な要素だった。
アルテックのスピーカーは基本的に中域のクオリティを重視しそれを基にレンジを上下に広げるという作業を行っている。
アルテックのポリシーとして他社はレンジを広げるため3WAY,4WAYといった製品を開発したのに対し、マルチウェイを嫌い2WAYシステム構成を基本としているという事です。
単にユニットを増やすのではなく、ユニットがカバーする帯域を広げ、クロスオーバーポイントを極力少なくし音の劣化を最小限に抑える為2WAYが選ばれているというわけです。
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